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進撃の巨人 46話感想



タイトル:「開口」


ライナー・・・そういうことだったの・・・。衝撃的だった。
まさかの精神錯乱状態。ライナーの正義感はニセモノではなかった。一応。
心の分裂、記憶の改ざん。これがライナーに起きていたことだったのね。

ベルトルトの冷や汗や視線、「悪い癖だ」「ライナーは戦士だった」という言葉の意味はこういうことだったのか。
任務を忘れてこの壁内の人間を護る兵士に染まって、別の自我に乗ってしまったライナーのことを「戦士じゃない」ってあらわしてたのね。

だけどこうなってみてもライナーたちが完全な悪だとは思わないかな。
エレンたち壁内の人間にとっては敵そのもの、悪人であり大量殺人鬼なんだけど、ライナーたちは彼らの故郷に従って行動してた。
正義の反対は、また別の正義とはよく聞くけどまさにそれだね。

五年前にウォールマリアを襲った時、何も知らなかったのかもしれないね。12かそこらのこどもだった二人は、それが正義だと教えられて育って訓練されてきたのかもしれない。
悪い奴らだからとか、敵だから滅ぼさなければとか、そんな風に。
頑張ったんだろうな。頑張って頑張ってたくさん殺したんだろうな。エレンのお母さんも含めて。

なんで子どもにやらせるのかなーって思うんだけど、もしかしたら巨人化能力は子供にしか扱えないのかもしれないとか思ってます。
エヴァも子供が乗るし。前にちょっと触れた「ぼくらの」って漫画だと、子供がバケモノを扱う方が戦闘能力が高くなる(しかも歳が若ければ若いほど)っていう設定だったな。(43話感想の記事)

だからエレンも大人になったら、巨人の力はなくなるんじゃないかなーなんて。
最終回後の考察なんかで、巨人が滅ぼされて最後の巨人になったエレンが殺されるんじゃないかってのをたまに見るけど、そんなのは悲しい。
なので私は、巨人は駆逐されて、エレンは大人になって、ミカサやアルミンと幸せに暮らすのだと思うことにしている。

…ただ、ユミルはもしかしたら人間に戻れないかもしれないとも思う。
彼女は巨人としてのルーツが違う気がするから。もともと巨人だったのかもしれないし、だから巨人のまま死んでいくのかもしれない。嫌だけど。(すごく嫌だけど)

まぁそうこうして今度はその2年後に訓練兵として潜入してみたら、同期には自分たちが殺した人間の遺族や息子がいて、その話を聞かされて。
「気の毒だと思ったよ」っていうのは、彼の控えめな本心なんだろうな。
本当に、気の毒だと思ったんだろうね。それ以上でも以下でもなく。

エレンとユミルが喋ってるところって見るの初だね。なんか新鮮。
ユミルの右脚ズボンの切れ方からしてかなり根元からやられてたんだなぁと改めて。

淡々と残酷な現実を語ったかと思えば、おかしな言動のライナー。
クリスタのことを話すあたりを見て最初は壁の中に囲われた人類だから下に見てるのかなー侮辱してるのかなと。
家畜的な目でクリスタ含め、この壁内の人類を見ていたのかなと。

でも違っていた。
本当にクリスタのことは本心から可愛いと思っていたんだな。
でもライナーの提案はクリスタに憎まれる。ユミルを犠牲にして利己的に一人だけ助けられたって嬉しくない。
自分のことを想っての行動だとしても、ユミルを助けなかったライナーたちをクリスタが受け容れるわけが無い。

エレンは相変わらず感情的だね。
そしてライナーたちのこと、本当にもう仲間とはみてないんだよな。当たり前だけど。
コニーのいう「本人たちの口から直接聞くまで」をもう見て聞いて闘って体験してしまっているから。

「馬鹿」「誰がてめぇの言う言葉なんか信用するか」ってコマでエレンの心情的にも読者的にもはっきりきっぱり憎しみの対象になってたね。害虫が!駆除してやる!のあたりも相当だったけど今回は、やっぱりエレンは憎しみとか怒りっていう感情が、ちょっとぶっとんでるなと改めて思った。

「庇護対象外=人間じゃないもの」への「死ねばいい」「駆逐されるべき」って感情が普通じゃない。
進撃の完結のひとつの形で、ループ説あるけどそうだとしたら助けられなかった後悔とか人外への憎しみ的な感情だけ強かったから無意識に持ってきちゃったんだろうなと思ったり。

ライベルコンビはアニのことを知らないから、それが何か駆け引きに使えたらいいなとここで考えるんだけど、エレンはそういう気は回らなそうだなぁ。

感情をかみ殺そうとするもやっぱりできなくてぶちまけるエレン。
「兵士でも戦士でもない」「何の罪もない人達を大勢殺した、大量殺人鬼だ」
「人らしく悩んだりしてんじゃねぇよ!!」「もう人間じゃねぇんだぞお前らは!!」
ここまで憤るのはわかるけど「人間らしくすんな」って言い方をしてるところに、やっぱり人間って言葉の彼の中での意味が本来のものと違うんだなって思わせられる。

そしてなんだかんだで、とても勝手だけどライナーも心を痛めてたんだなと思った。
殺したこと、襲撃したこと、殺人鬼なこと。だから仲間に情が移って心が分離してしまった。
「もうお前らが知る俺らはいねぇんだぞ!?」って言葉、自分で言いながら自分で傷ついてるように見える。
殺しておいて本当にとても、勝手だ。でも、人間らしい。だけど同情の余地はない。

でも個人の意志でなく指令なりなんなり受けて、こどもなままに知らない内に殺人鬼にされていたのだったら不本意でも、後戻りできないようにさせられているこのやり方をとったライナーたちの故郷の人間も、やっぱり残酷だ。
どっちの世界も残酷で、救いがない。足掻いてるだけ。

そしてエレンは感情を爆発させている場合ではないんだ。ユミルは冷静だ。
「頑張って」お前らができるだけ苦しんで死ぬように努力するよ…」
ここもだいぶぶっ飛んでるなあと思うけどそれはさておき。目の前にいる二人だけが敵ではない。

……あとやっぱりあの世界、というか壁内に猿って動物はいないのかな。。。
ライベルコンビとユミルが「猿」の話してるの聞いて、エレンは「さる」って言ってるし。
この辺はよくわかんない。ニシン同様、考えることは放棄。
読んでればその内わかる!たのしみ!

「俺達よりもエレンの力の方が頼りになるのか」っていうのはこの状況で本当にずるい、痛いとこ突いた駆け引きだと思う。
ユミルの心情としては、ライナーたちついてもきっと死ぬ。エレンと力をあわせて逃げる可能性に賭けたくてもエレンはあの調子だし、本当に一か八かの可能性になるし。どっちにしても生還できる可能性が低い。
だけどまだ実現できそうなのが、エレンを利用して逃げることだった。
だから諭して、そう仕向けようとした。

でもライナーたちにはその意思が透けて見えてて、先手を打たれた感じだな。
ユミルはこの世界に未来は見出してない。多分どうでもいいと思っているんじゃないかとすら思う。

でも、クリスタだけは護りたいんだよね。
そこにうまく付け込まれたと思う。ライナーたち?がクリスタを本心から大事に思ってそうなのは、残念ながら信用に足る事実だから。

そしてユミルさんの発言。敵は、「言っちまえば、せ」←これに続く言葉は何だろう。
政府、かなぁと思う。なんとなく。

でも深く予想はしないことにする(・∇・)!
進撃は考察してもいつも展開が斜め上なのでこうして感想書くだけなのだ。
※こちらは進撃の巨人を毎月隅から隅までねっとりこってり読んだ気分を綴ってあるだけのブログで、考察文ではないのです。大事なポイントです()

ユミルとクリスタは「世界に捨てられた感」がとても濃い。
それぞれ別の形で別の存在に見捨てられたこの二人だけど、だから正反対っぽい性格なのに仲が良いと言うか、いつも一緒にいたのかなって。ユミルが、クリスタの側に。

自分が逃げられるかも、クリスタ含むこの壁内の人間が死ぬかもわからない賭けではなく、確実に自分が死ぬとしてもクリスタだけは助かる策に乗った。

「敵の正体は!?」「さぁな…」
っていうこれが何よりもわかりやすい答えなんだよね。「冷酷なる決断」って・・・・。
あーあーあー、ユミル決めちゃったんだ。そっちについちゃうんだ。っていう。

でも、たとえ可能性に賭けたんだとしても、敵に従って自分を犠牲にして助けられても護られても嬉しくないよ。
同じ壁内の人間もユミルも死んだ世界で生きていくことなんて望まないはずだ、ヒストリアは。
死ぬかもしれない危険性があっても、たとえ死んでもユミルと生きたいよ。
ユミルわかってねーな護られる側の気持ちが。とか、とてももどかしく思ったw
別にわたしがわかる訳じゃないんだけども。うん。

なんか泣きたい。もうやだこの二人引き裂かれるの。
そっとしといてよ、死ねばいいのかなって思いながらも死に方探してひっそり生きてきたのにさ。
自分のためだけに生きようとして、でも大切に思う相手ができて、生き方を覆してまで巨人化しちゃう子なのにさ。
二人とも必死なんだよ。みんな必死だけど。

クリスタが回想っぽいひとコマしかいないのに今月号でのこの存在感。

ミカサがエレンを大切に思うみたいな、恋愛感情か親愛の延長かとかはこの際重要じゃない気がする。
感情の種類はわかんないけど、でも、すごい大事なんだっていうのだけはれっきとした事実で。
エレンと同じように、命がけで追いかけたい助けたいって思ってくれてる相手がいるのに。
この二人の差。たぶん状況の分析力とか元の立ち位置とか、知ってる情報の量とかが全然違うからなんだろうけど、やっぱり性格の差が表れてる気がする。

でもユミルはここまできっちり死亡フラグが立ってるんだから、逆に死なない気がする。
というか死んでほしくない・・・。しかし後味のいい救われ方をするかはわかんないね。
心情的に救われたらそれを最後に死んでしまうかもしれないし。
逆に意に反して助けられたら、精神的にはこじれてしまうかもしれないし。

こうなったらエレンが足掻いて足掻いて、諦めないことだよね。

ハンネスさんが言ったように、決して勝てなくても負けて降参だけはしない。
諦めないこと。手こずらせること。それを最大限に発揮して、あとできたらちょっと駆け引きとかして、生還してほしいな。

がんばれエレン。ユミルに生きる気を起こさせてくれファイトだ…!




***ここから余談***

今までも進撃ハマってから毎月大変だったのに、アニメによる供給過剰と人気上昇で私生活がおろそかになる。のがとてもこわい。
なんかとてもメジャーになってしまったし。喜ばしいんだけど、静かに楽しんでいたものの情報がどこに行っても溢れているのが、時々パニックになる。正直追えないし。
これでアニメが不出来だったらまだいいんだけど(いやよくないけどw)、クオリティも高ければ演技もすごいし、アニメオリジナルシーンも現先の雰囲気壊さないでいい味出してるから・・・うん。

だけど書いたり描いたりまとめたり更新したりするのを後回しにしているうちに、消化できないまま次が来てしまう。別にできないからって誰に怒られるわけでもなんでもないけど消化不良と不完全燃焼とめまぐるしさで、今までみたいに純粋に楽しむためには防護策が必要になってしまう感じ・・・

これは進撃の巨人って漫画が好きだから起こることなんだけど、生活圧迫するくらいって相当だなぁと改めてw
オタクって大変なのね、という感想。

おわる

***
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