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進撃の巨人 44話感想 その1


タイトル:「打・投・極」

※ファンブック「抗」の内容にも触れてます

なんとなくタイトルがかっこいい。

そして過去編で久々登場のアニ!
やっぱりエレンとアニの対人格闘訓練は頻繁だったのかな。
なのにエレンの対人格闘の「成績」が今期のトップ、と言われていたのはアニが試験とかは手を抜いてたことを思わせる。
(実際はミカサに次いでとも言われていたので3番手くらいだったのかもしれない)
そしてここで、「鎧の巨人」相手に闘うのに必要な手段に繋がることが出てきてる。
「相手より力で劣る者が自分を守るための技術」を行使するアニがそれ。

でも、エレンにこの技術を教えたのはアニ側な訳で。教わった相手(一派)にその技をかけてどれくらい効くのか。
そしてアニはエレンに容赦なし、というか教えることを愉しんでるようにも見えなくない。
何か思惑があったのか、単純に何も考えてなかったのかはわからない。
当然、訓練兵時代はエレンが巨人化できるなんて誰も、本人すら知らなかったし。

ただ教官がグリシャを知っていたように、エレンはライナーたちに何らかの要注意人物と見なされていた可能性もなくはない。
「通常ならありえない」ベルトの欠損、エレンの志を聞いてからの「明日はベルトの調整から見直してみろ」という不自然かつ的確なアドバイス。「エレン」を兵士にさせないことを目的とした誰かが仕組んでいたような。そしてライナーたちは知っていたような。
だとしたらどうしてそんなアドバイスしたのかはわからないけど。

…まさかベルトの欠損が、生産者としてエレンと暮らしたいミカサの陰謀なんてことは、ない、はずだ…うん…。

それから
「単純に力じゃ叶わないんだ、あんたも男ならさ…私の…このか弱い体をもっと労わるべきなんじゃないの?」
この台詞すごい萌えるね!いいね。
「力のない者が努力と策で自分より強い存在に立ち向かう」っていうのは進撃のテーマだと思う。

それからアニとミカサの白熱戦があった…!結果が気になるけど描写なし。
過去シーンに重ねた描写は多いけど、最後の鎧ライナーと取っ組み合ってる上に第三者・超大型が落ちてくる、というのもミカサ戦法に倣ってか…と考えると面白い。過去のあの時降ってきたのはライナーだけど。潰されたのはエレン。

どっちが勝ったのか。そしてエレンはどっちに賭けたのか…。

なんとなく私は勝ったのはアニのような気がした。
どっちもあり得るけど、ミカサが現在進行形でアニを過剰に敵視しているのはあの時勝てなかったから…と想像してみる。勝ってたらもっと、優越感というか余裕みたいなのがありそう、という偏見。
もしくは、ミカサが勝ったのかもしれないけど、エレンが賭けたのがアニだったから、とか。
女の嫉妬とか強い情念って恐い。特にあの二人冗談通じなそうだし…。

ジャンの夕飯の行方は!?
ていうかジャンが「俺はミカサに晩飯全部だ!」とか負けフラグみたいなこと言うから、余計アニが勝ったような気がしちゃうんじゃないか・・・

そしてこのシーンでさりげなくダズがいる!けっこういるんだよダズ。
トロスト区奪還作戦で騒いでたり(こんな集団自殺に意味はありません!とか)、「食い殺されたのが俺じゃなくてよかったって心底思った」ってマルコに吐露してたり、調査兵団入団のシーンで「君達は死ねと言われたら死ねるのか」の後の敬礼してるシーンにもそれらしき人物が。
ダズはクリスタに助けられて繋いだ命を巨人襲撃時に無駄に捨てることもなく、しかも調査兵団入りを果たしてる(推定)。
これは女神に心臓捧げるつもりなのでは、と期待。
しかしこれだけ出てきててもこの先重要なキーパーソンにはならないだろうな、ダズ。

読み返す時は、ダズを探そう!

今号は戦闘シーン多かったけど、無駄のないさっぱりした展開だったと思う。
過去を思い出し闘い方を変えるエレン。
巨人の力に頼って力任せに殴るのではなく、技術を行使して相手を抑える行動を採った。
これは「暴走」ではなく、アニの見せた「相手より力で劣る者が自分を守るための技術」。
ライナー達の過去の言動を思い出して「色々とお粗末な点が目立つ」「オレに戦い方を教えてしまったこと」等。
確かにスパイとしてお粗末だったかもしれない。上述した通り不自然な点もあったし。
性格がスパイに不向きだったのか、これも作戦の内なのか。

4巻:第17話「武力幻想」でのライナーとエレン、そしてアニのやりとりを思い返してみる。
「兵士が人なんか相手にしてどうする?」
エレンとライナーが取っ組み合いの合間に交わした会話、兵士の責任について。

逃げればいいというエレンに無責任だというライナー。
この「逃げればいい」というエレンの言葉も、決して投げやりな意味で言ったのではなく、ミカサを誘拐した人間を殺した時の経験に基づいているもの。それでもやっぱり、兵士としては無責任だというライナー。

「いくら不利な状況でも逃げてはいけない時がある」「相手が何であろうと、だ」
これって今のライナーとエレンに当てはまる。相手が手強い鎧の巨人であろうと、寝食命運を共にした巨人化人間であろうと逃げてはいけない。逃げたらエレンは自分の守りたい壁の中の人類が危険に晒されてしまうし、ライナーは…恐らくは「故郷」の仲間の命がかかってるのかもしれない。

「守る対象が脅威にさらされた時―」「力を持つ兵士としての責任だと思う」
巨人を相手にする兵士に、人を相手にする訓練の意味があるのかという疑問の答え。
意味はあった。それが今。
でも悲しいかな、ライナーとエレンにとっての「守る対象」が、今は違ってしまった。
仲間だったのに、どちらかが痛手を負うことになる。

そしてライナーが追いつめられる原因となった、技術で相手を制する格闘術は仲間のアニが教えたものであり、エレンの対人格闘が形を変えたきっかけになったのがライナー自身との会話だった、というのも皮肉かもしれない。
決定的ではないとはいえ、自分で自分の首を絞めることになったのだから。

力の使い方を変えて鎧の巨人の腕をへし折るエレン。
自我も保ったまま、作戦もきちんと聞いている。

そしてアルミンの判断力:「エレンを攫うことの阻止を目標に」
譲れないラインは守りつつ、多くは求めない。冷静な判断だと思う。
ミカサは対象的かもしれない。倒せるものなら倒してしまいたいと思っているような言動。
理由としては、
・エレンの脅威になるものだから
・出来るかもしれないから
というところかな。

女型のうなじを狙って兵長に怪我を負わせる原因となってしまった思考はまだ残ってるのか。
出発時に兵長に「自分を抑制しろ」と窘められたからといって、「エレンの脅威を排除する」というのは簡単には曲げられない指針なんだと思う。

この場合アルミンの判断力が冷静かつ適正なのであって、ミカサは別に取り立てて問題あることを思っている訳じゃない。
大切にしたいだけ、守りたいだけ。何も悪くないよ。だからこそ、ちょっと冷静にアルミンの言うこと聞いて「エレンを守るにはどうしたら最善か」を考えよう。うん。

進撃は表現として、対称的な描写が目立つと思う。
先月のコニーとクリスタを見ても(勝手にだけど)そう思ったし、7巻のリヴァイ班全滅の前シーンでも嫌なくらい引っ張ってる…。

エルヴィンの台詞
「最善策に留まっているようでは到底敵を上回ることはできない」
「すべてを失う覚悟で挑まなくてはならない」「必要なら大きなリスクも背負う」

エルドの台詞
「これが最善策だ!」「お前の力はリスクが大きすぎる!」

これを見開きの左右ページでがっつり書いてあって、そこからの全滅…。
こういう所を見てると、ちゃんと張られてたんだなぁって思う。

そして今月のハンジさん及びハンジ班!
巨人(エレン)に言葉が通じて、かつ頷いたのにドキッとしてるハンジさんがすごく可愛いとても可愛い。
ハンジさんは巨人萌えというか、巨人に対してきちんと敵認識はしているけどある種の「愛情」のようなものを持っている。
意思の疎通ができるかという実験では、「試している」というより「意思の疎通をとりたい!」という思いが前面に出ている。
だからエレンとはいえ「巨人」に意思が伝わったのが嬉しいんだと思う。分隊長可愛い。

それからいい加減アゴ髭ゴーグルさんの名前が知りたい。
名前が出てきたらフラグ的な意味で危ないというのも承知なんだけど、いつもハンジさんの回りにいることが多い部下は、「モブリット」「ケイジ」って名前が出てきてるし。なんとなくアゴ髭さんの雰囲気好きなんだよな。

それからモブリット生きてた!!
「43話でユミルと一緒に食われた兵士、モブリットじゃないの?」という感想的なものちょいちょい目にしてたから心配だったんだけどとりあえずよかったね!

それからファンブックで名前も載ってなくてドンマイ。
「分隊長!!生き急ぎです!!」などの数々の迷言wを残し、いつも巨人に全力疾走するハンジ分隊長を陰ながら支えていると思しき彼。
不憫すぎて何かと話題になってたりなんだりしていたので紹介ページはなくとも名前くらい出てるかなと思いきや。
「ハ ン ジ の 部 下」! 被検体ソニーとビーンは1ページずつあったのに残念!
あんまり注目されてないんだろうね、名前もモブだし。私は嫌いじゃないけどww

作戦としては足を破壊して逃げ道を奪う、その為足を狙うエレン。
しかし流石は鎧の巨人、一筋縄ではいかない。
ハンジさんの発案とミカサの機転で急所かもしれない望みをかけて膝裏を削ぎにかかる。
これは効いた。刃が通った。

そしてエレンは首をへし折りにかかる。
ここで必死になって防御してるだけとも取れるけど、ライナーは実はタイミングと場を待っていたんでしょう。
追いつめたと思い込ませておいてその実、ベルトルトの真下、ボディプレスの届く場所まで誘導されていたのかもしれない。

ある程度やられても誘導が成功している辺りはライベルコンビの計算の内か。
巨人を呼んだかに思えた鎧さんの叫びは実は落下の合図だった。
上から攻めるのは計算というか相談の上でかもしれないけど、もしかしたらエレンが闘い方を変えたみたいに、ミカサの戦法を思い出したのか。取っ組み合ってる二人の上に、第三者が降ってくるという冒頭のあれ。
進撃は過去シーンに重ねた描写がけっこう多いので、 これもそうだったら面白いな。

60m級の巨人が50mの壁からダイブ。
飲まれた兵士とユミルは?エレンは?ライナーはどうなる?
次回あたり一段落するかな…。もうドキドキしっぱなしですはい。

それからジャン&団長は何処で何してるんでしょう。本誌から姿を消して…10ヶ月?
ジャンが今回の作戦で隔離の対象外だったのは、女型と闘った時のアルミンの印象か。
だとしたらライナーがきっちり疑われてたことになるから違うかな。「側に置いて影武者をさせる」という形の監視かな。

でも、エレンたちと現場に向かわない所を見ると、ジャンにも何か託されてる気がするんだ。
登場してないこの間に暗躍していることを願います…!


 
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TYUKさん

こんにちは!重ねてのコメントありがとうございます。
全然大丈夫ですよ、思ったことを書き連ねているだけのブログなので突っ込みどころがあったら今回のように言ってもらえると助かります(笑)

アニメ4話、私もやっと観ました。
原作の展開知って観てると、ライベルアニの三人組が要所要所で映されてましたよね…
「兵士」と「戦士」はやはりキーワードになってると思います。
ただライナーのアニに対する言葉が、原作では「お前は 兵士 にとことん向かんようだな」なのに対してアニメでは「戦士」になっていたと思うのですが、その辺も気になりますね。
諫山先生もアニメの監修に参加されてるようですし、「原作で実現できなかったこと・描写をアニメで再現したい」みたいなことも言っていたそうなので、なにか意味がある気がします。

戦士、が意味するものがライナーたち故郷側の勢力なのだとしたら面白いですね。

ユミルは「イルゼの手帳」で巨人が発した言葉でもあるので、特別な巨人なのかと思います。
ただのイメージですが、巨人の始祖か元になったものか。純正な巨人、みたいな。

判断材料が少ないのでまだまだ分からないけど。
これから、ってときにさらわれちゃうし…(ユミル好きなのでショック)

もうすぐ次の号も発売なので、続きが楽しみですね(`・ω・´)

No title

コメント返信ありがとうございました。見返すと、前の自分のコメント妙に上からでしたね・・・(汗 すいません。

アニメの四話見てて思ったんですが、やっぱりライナー、アニ、ベルトルトについて考える際に「兵士」と「戦士」という言葉がキーワードな気がします。アニメの四話でライナーがアニに対して「あいつは戦士に向いてない」って呟いてたり、漫画の42話でライナーが「兵士をやるのは体より心が先にやられるみたいだ」とか。「兵士」は調査兵団の一人、人間側としてのコメント、「戦士」は巨人側のスパイ(?)としてのコメントだとは思うんですが・・・。うーん考えがまとまりきらない・・・。

ライナー、アニ、ベルトルト(あとユミルもかな?)の発言で「兵士」「戦士」が出てきたセリフを全部チェックしたら何かわかるかもしれませんが、まだ全巻揃えてないのでチェックできないんですよね^^;。アニメ、コミックともに続きが気になりますわ―。

あ、あと以前の記事でユミルが巨人→人間になれるようになって、それが彼女の言う「第2の人生」だっていう考え、すごい面白いと思いました。完全に人間→巨人になるっていうイメージで固まってたもので・・・。それならライナーの回想でユミルっぽい巨人がライナーたちを襲っていた理由も分かりますしね。

では長文失礼しました。感想の続きも楽しみにしております。

TYUKさん

初めまして、コメントありがとうございます!
1年ちょっと前に進撃の巨人にハマって、それから感想サイトなど始めてしまいました(笑)

本当だ、極め技って「極」って書きますね。いま読み返して気づきました…。
打・投・極はどれもエレンがこの戦闘時に使った戦法を表しているんですね。
それも使った順に…!

巨人化してからこっち、アニとの対人格闘が生かされてきているので私は読んでいて楽しいです。

ブログ、楽しんで読んでくださって嬉しいです!
進撃の巨人、本当に深いというか面白い漫画ですよね。
コメントありがとうございした、では(*・ω・*)

No title

初めまして。考察のサイトをなんとなく回ってたらここに着きました。

今回のタイトルの「打・投・極」の「極」ですが、おそらくエレンがライナー(巨人)の肘をへし折ったときの関節を「極」めたことだと思います。同様に「打」は打撃、「投」は投げで、エレンがアニから教わり、今回使用した武術(?)の技を指しているのではないかと。

文章量が多くて、かつ読みやすいので読んでて面白かったです。次の更新も期待しています。
プロフィール

のいず 

Author:のいず 
進撃の巨人別マガ派です。

拍手くれる方ありがとうございます…!
励みになりますです。

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